飛行機のビデオを撮り始めたきっかけ

 うちの上の娘の方は飛行機やパイロット、整備士の人たちなどを見れれば概ね満足なのですが、下の娘の方は、それらの写真を撮ることに次第に興味を持つようになりました。

 そうなると、デジカメのFZ1は、私との取り合い状態になります。ある時、下の娘が空港に「ビデオカメラを持ってく」と言い出しました。当初、うちにはPanasonicのNV-DS88という、廉価版のDVカメラがありました。私がFZ1を使うなら、自分はビデオカメラを使いたいと言うわけです。ただ、ビデオカメラでの飛行機の撮影は、デジカメ以上に難しいものがあります。なかなかうまく撮れないので、今度は「お父さんがこっち(ビデオカメラ)を使って」となりました。


Panasonic NV-DS88

 私も、最初はビデオカメラよりもFZ1の方が良かったのですが、娘の機嫌を損ねるのも何なので、次第にFZ1を使うのは娘、ビデオカメラを使うのは私というケースが増えるようになりました。 実は、私は学生時代に8ミリカメラで自主映画を作ったりしていたことがあって、ビデオ撮影自体は決して嫌いではありません。飛行機のビデオ撮影を始めると「これはこれで結構奥が深い!」と、今度はビデオ撮影にのめり込むことになってしまいました。

 ビデオ撮影に気合いが入りだすと、カメラの性能がとても気になり出しました。NV-DS88というDVカメラは、画質という点では決して良いとは言えなかったからです。FZ1で撮影した写真と比べると、発色がとても悪く、鑑賞するにはちょっとつらいと思うようになりました。「もっときれいな絵の撮れるビデオカメラが欲しい。」 私は、画質重視で新しいビデオカメラの物色を始めました。

 色々と調べて分かったのですが、最近のビデオカメラは動画よりも静止画の性能重視なんですね(要はデジカメとしても使えますというのをセールスポイントにしている)。本来の動画の画質を追求すると、ハイエンドの機種にならざるを得ないということが分かりました。「FZ1の写真と比べても、鑑賞に耐えうるビデオ映像を撮りたい」ということで、2003年の5月末、私はCanonのDVカメラ XV2を購入しました。


Cannon DM-XV2

 このカメラは、値段(約30万円!)だけのことはあって、とても美しい映像が撮れます。家族からは非難ごうごうでしたが、このビデオカメラのおかげで、Video Galleryのビデオ映像が撮れるようになりました。

投稿者 webmaster : 2004年04月18日 00:03 | コメント (0) | トラックバック (0)

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