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はじめに

 ここでは、Photo Gallery、Video Galleryの撮影、制作を始めたきっかけや、それにまつわる事柄をご紹介していこうと思います。

投稿者 webmaster : 2003年01月15日 00:01 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

FZ1によるPhoto Gallery

 うちの子供たちは飛行機を見るのがとても好きで、家から近いこともあって、よく羽田空港に出かけます。ご存知の方も多いと思いますが、羽田空港には BIRDS EYE という展望デッキがあって、離着陸や待機中の飛行機を見ることができます。うちの子供たちは、ご多聞にもれず、ミッキーとかイルカとかが描かれた飛行機が大好きで、それらを見つけると、私に「写真を撮って」とせがみます。
 私が今まで使っていたのは、SONYのCyber-shot DSC-P5というデジタルカメラでした。これは、もっぱら旅行のスナップ用として購入したもので、300万画素、3倍ズームというスペックです。羽田の展望デッキの場合、最大望遠にしたところで、離着陸する飛行機は本当にちっちゃくしか写りません。
 インターネットでいろいろと調べたところ、羽田でまともな飛行機の写真を撮るには、一眼レフカメラで300mmから500mmの望遠レンズが必要らしい。とはいえ、フィルム代や現像代のかさむ普通のカメラはちょっと・・・。ということで、このクラスの望遠ズームが付いた手頃な価格のデジタルカメラはないかと、候補となる製品を探し始めました(2002年の年末のことです)。その時、新製品として発売直後のPanasonic DMC-FZ1に遭遇。「望遠側 420mm相当の12倍ズーム」と「光学式手ぶれ補正機構」という、まさに(一見)飛行機撮影用とも思えるスペックに、私は思わず衝動買いをしてしまったのでした。

fz1.jpeg
Panasonic LUMIX DMC-FZ1

 このDMC-FZ1というカメラ、いざ使い始めてみると、当初予想もしていなかったちょっと工夫のいるカメラでした。ところが、2003年8月に後継機種のFZ2が発売。さらに2003年11月には、ファームウェアのバージョンアップでFZ1をFZ2相当にしてしまうバージョンアップキットが発売となり、仕様上不満だった点はほとんど改善されてしまいました。
 このホームページでは、FZ1に関する情報・ノウハウを提供するとともに、「私でも、ちょっとした工夫で、この程度の写真は撮れます」という実例を紹介したいと思います。
 なお、当方、カメラ撮影一般に関しては素人の域を出ませんので、その点は初めにお断りしておきます。

投稿者 webmaster : 2003年01月15日 00:07 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

XV2によるVideo Gallery

 当ホームページでは、2003年5月より、DVカメラを使った飛行機のVideo Galleryを新たにコンテンツに加えました。それにともない、2003年5月末、CanonのDVカメラ、XV2を購入。3CCD + 光学20倍ズームのXV2は、FZ1同様、飛行機撮影にとてもマッチしたビデオカメラです。

xv2-1.jpeg
Canon XV2

投稿者 webmaster : 2003年07月10日 00:00 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

飛行機の写真を撮り始めたきっかけ

 私が、足繁く空港に通うようになったのは、2002年の秋も深まる頃でした。うちは奥さんと娘2人の4人家族なんですが、下の娘(当時小学校4年生)が、何を思ったのか、突然飛行機が大好きになってしまい、週末になるたびに「空港に連れてって」とせがむようになったからです。家からは、車で羽田まで40分ぐらいなので、そう遠いというわけでもありません。こうして、週末、うちの家族は頻繁に羽田空港にドライブに行くようになりました。

 羽田にはBIRDS EYEという展望デッキがあって、一部金網越しですが、離着陸したり、地上を移動したりする飛行機を見ることができます。展望デッキに行くと、自然な流れとして、飛行機の写真を撮ってという話になりました。当初、うちには、SONYのDSC-P5というデジカメがありました。これは300万画素のデジカメなんですが、レンズは3倍ズームなので、遠くの飛行機は大きく写せませんでした。


羽田の展望デッキから、SONYのDSC-P5で撮影

 そのうち、今度はうちの奥さんの方が熱心になってしまい、運動会用に買った銀塩一眼レフカメラ Canon EOS Kiss(300mmズームレンズ付き)を引っ張り出してきて、飛行機の写真を撮り始めました。湯水のようにフィルム代、現像代を使い出したので、「いくら何でもお金がもったいないんじゃないの?」と、高倍率ズームのデジカメを検討することにしたのが、2002年の12月頃。その時、ちょうど発売になったPanasonicのDMC-FZ1というデジカメ(12倍ズーム!)を、ほとんど衝動買い状態で購入しました。

 さて、Eos Kissの代わりに使うつもりで買ったFZ1ですが、デジカメは結果をパソコンで見るというところがネックになって、パソコンをいじるのが面倒なうちの奥さんは、「こんなのヤダ」と使おうとしません。しかたないので、私が使い始めたのですが、一緒に飛行機の写真を撮り始めたら、なかなか思うような写真が撮れず「これは結構奥が深い!」いつも間にか、私まで飛行機の写真にのめり込むことになってしましました。

 一方、うちの上の娘(当時小学校6年生)は、週末になるたびに空港に行こうというみんなに対して、最初は「バッカじゃないの?」という態度でした。そのうち、2003年1月になると、テレビで「GOOD LUCK!!」というドラマが始まりました。これは、木村拓哉が主演の、ANA全面協力の大ヒットドラマなので、覚えている方も多いと思います。このドラマが始まると、今度はうちの上の娘の方が、飛行機の整備士役の柴咲コウの大ファンになってしまいました。それだけじゃなく、飛行機の整備場見学に行きたいとか、出発する飛行機のパイロットに手を振りたいとか、スチュワーデスさんを間近に見たいとか、マーシャラーさん(地上走行する飛行機を誘導する人)を写真に撮りたいとか言い出すようになって、今度は上の娘までが、暇あるごとに空港に行こうと言い出すようになりました。


家族みんなで出かけた、羽田のJAS整備場見学ツアー

 という訳で、うちの場合、いつも家族そろって空港に行くので、私だけが家族の冷たい視線を浴びながら空港に出かけていくというシチュエーションは存在しません(笑)。最近は、家族旅行も必ず飛行機を使っていくところを選びますし、この前の夏休みに沖縄に行った時には、みんなで下地島空港まで足をのばしたという、とても珍しい家族です。


夏休みに行った下地島空港(直前の台風で訓練スケジュールが変わり、飛行機がいない(泣))

投稿者 webmaster : 2004年04月18日 00:02 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

飛行機のビデオを撮り始めたきっかけ

 うちの上の娘の方は飛行機やパイロット、整備士の人たちなどを見れれば概ね満足なのですが、下の娘の方は、それらの写真を撮ることに次第に興味を持つようになりました。

 そうなると、デジカメのFZ1は、私との取り合い状態になります。ある時、下の娘が空港に「ビデオカメラを持ってく」と言い出しました。当初、うちにはPanasonicのNV-DS88という、廉価版のDVカメラがありました。私がFZ1を使うなら、自分はビデオカメラを使いたいと言うわけです。ただ、ビデオカメラでの飛行機の撮影は、デジカメ以上に難しいものがあります。なかなかうまく撮れないので、今度は「お父さんがこっち(ビデオカメラ)を使って」となりました。


Panasonic NV-DS88

 私も、最初はビデオカメラよりもFZ1の方が良かったのですが、娘の機嫌を損ねるのも何なので、次第にFZ1を使うのは娘、ビデオカメラを使うのは私というケースが増えるようになりました。 実は、私は学生時代に8ミリカメラで自主映画を作ったりしていたことがあって、ビデオ撮影自体は決して嫌いではありません。飛行機のビデオ撮影を始めると「これはこれで結構奥が深い!」と、今度はビデオ撮影にのめり込むことになってしまいました。

 ビデオ撮影に気合いが入りだすと、カメラの性能がとても気になり出しました。NV-DS88というDVカメラは、画質という点では決して良いとは言えなかったからです。FZ1で撮影した写真と比べると、発色がとても悪く、鑑賞するにはちょっとつらいと思うようになりました。「もっときれいな絵の撮れるビデオカメラが欲しい。」 私は、画質重視で新しいビデオカメラの物色を始めました。

 色々と調べて分かったのですが、最近のビデオカメラは動画よりも静止画の性能重視なんですね(要はデジカメとしても使えますというのをセールスポイントにしている)。本来の動画の画質を追求すると、ハイエンドの機種にならざるを得ないということが分かりました。「FZ1の写真と比べても、鑑賞に耐えうるビデオ映像を撮りたい」ということで、2003年の5月末、私はCanonのDVカメラ XV2を購入しました。


Cannon DM-XV2

 このカメラは、値段(約30万円!)だけのことはあって、とても美しい映像が撮れます。家族からは非難ごうごうでしたが、このビデオカメラのおかげで、Video Galleryのビデオ映像が撮れるようになりました。

投稿者 webmaster : 2004年04月18日 00:03 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

Video Galleryについて

 飛行機のビデオ映像を撮り始めると、これを作品にして公開したいという欲求がふつふつとわいてきました。


Video Gallery より、Haneda Airport Scene 001の1カット

 飛行機の写真を公開しているホームページはたくさんあって、プロ顔負けの写真を発表している方々も数多くいらっしゃいます。私が今後一生懸命に修行を積んだとしても、それらに匹敵する写真を撮るのはなかなか難しそうですが、一方、飛行機のビデオ映像を公開しているホームページは、そう多くはありません。飛行機のビデオ映像は、うまく作れば、このホームページの大きなセールスポイントになりうるように思えました。

 ホームページでビデオ映像を公開するには、いくつか課題がありました。

 第一に、ビデオ映像(動画)はファイルサイズが大きいため、サーバー上に多くのディスクスペースを必要とします。複数の作品、高画質の作品を公開しようとすると、どうしてもGB(ギガバイト)単位のディスクスペースが欲しくなります。ビデオ映像を公開しているホームページがまだまだ少ないのは、これが最大のネックになっているからでしょう。私の場合、ホームページは自宅のPCサーバーを使用して公開しているので、この点は何とかなりました。

 第二に、公開するからには、できるだけ大きな画面サイズの映像にしたい。というのも、小さな画面サイズでは、飛行機の迫力が十分に伝わらないからです。ビデオ映像のフルサイズは640×480なので、できればこのサイズの映像を配信したいと思いました。
 このサイズで配信しようとすると、Windows Media形式で圧縮した場合、1.5Mbps程度の回線速度が必要です。幸いなことに、昨今の状況からすれば、見る人の方は、ADSLなどのブロードバンド環境であれば、問題ありません。 ただし、対するサーバー側も、上りの回線速度を1.5Mbps以上にする必要があります。このホームページは、当初ADSLを使って公開していましたが、ADSLは下り(実効2~3Mbps)と比べて上りの速度が極端に落ちる(200K~300Kbps)ため、回線をより高速なもの(私の場合はNTTのBフレッツ)に変更する必要がありました。

 第三に、ホームページで公開するビデオ映像にBGMをつける場合、一般のCDなどから曲を無断で拝借すると、著作権法違反となります。BGMを使用する場合は、この点をクリアする必要があります。ロイヤリティフリーの音楽ソースで、かつ、できるだけ優れた音楽を使いたいため、色々と探した結果、私は、Nush on Demandという業務用の音楽ライブラリーを使用することにしました。ここの音楽は、ドラマや映画にも使えそうなハイレベルの曲が多数ストックされています。1曲(3分前後のもの)が2,000円と決して安くはないのですが、購入前に試聴ができ、1曲づつ購入できるため、少なくとも無駄な費用はかけずに済みます。

 第四に、通常、撮ったままのビデオ映像は鑑賞には耐えないことが多いため、編集作業が必要になります。昔のようにビデオデッキを2台つないで編集するというのでは大変ですが、最近はPCでビデオ編集するための環境が整い、作業効率は飛躍的に向上しました。DVカメラの場合、IEEE1394端子を使ってPCに接続すれば、簡単に映像データをPCに取り込むことができます。取り込んだ映像データをPC上で編集するためのソフトも、1万円程度で手に入ります。これらのソフトを使うと、カットの長さや順番を自由自在に変えられるほか、できた作品をインターネットで配信するためのWindows Media形式へ変換することができます。
 Video Galleryの作成用には、Ulead VideoStudio 8というソフトを使っていますが、これは価格も手頃で、Video Galleryの作品制作用としては十分すぎるほどの機能を持っています。


Ulead VideoStudio 8 のスクリーンショット 

 ところで、一口に飛行機のビデオ映像といっても、どのような作品にするか、いくつかのパターンが考えられました。
例えば、

1. スポッター的に、いつ、どこで、どの飛行機を見たかを記録したもの
2. 空港別に、離着陸する飛行機の映像を集めたもの
3. 航空会社や機種別に、それらの飛行機の映像を集めたもの
4. 飛行機への搭乗記録的なもの

などです。当ホームページでは、2. または 3. にトライしていくことにしました。

 素人によるビデオは、撮った本人には楽しめても、他人の鑑賞にたえるものとなると、なかなか難しいものがあります。 「とにかく、見ていて気持ちがよいと思ってもらえる映像を作りたい」ということで、Video Galleryの作品は、以下のようなコンセプトで制作することにしました。これは、言わば、飛行機の映像を使って、音楽に合わせたBGV(Back Ground Video)を作ろうというものです。

1. 見る人が飽きないように、1作品の長さは2~3分程度(=BGM 1曲分)とする。
2. 1カット、1カットの映像のクオリティを追及する。アマチュアの特権を生かし、よりよい天候・時刻・場所を選んで、気に入った映像が手に入るまで、根気よく撮影に励む。
3. 優れたBGMを使用する。ドラマや映画で使われるような、ダイナミックな音楽を中心に選曲する。
4. 最初に、BGMとして使う音楽を決める。次に、ストックしておいた素材映像の中から、それにマッチするものを選んでいく。
5. テンポの良い映像にするため、映像と音楽をシンクロさせる。カットの変わり目は、必ず音楽の(小節の)変わり目と合わせる。曲調が変わるところでは、映像もそれにマッチするものに変える。

 まずは、良い素材映像がないことには全てが始まらないので、2.が一番重要です。4.と5.は、結構根気のいる作業ですが、先にも述べたように、PC上のビデオ編集ソフトを使えば、そう難しい作業ではありません。
 さて、こうして制作しているVideo Galleryですが、実際の出来の方はいかがでしょうか? Video Galleryをご覧になってのご感想は、掲示板(BBS)の方へぜひどうぞ。暖かいご声援、するどいご意見、厳しいご批評などをお待ちしています。

投稿者 webmaster : 2004年04月18日 00:04 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

D70によるPhoto Gallery

 2004年8月、ついにというか、やっとというか、デジタル一眼レフカメラを購入しました。機種はニコンのD70(レンズキット)。望遠レンズは予算の関係もあり、TAMRONのAF28-300mm F3.5-6.3 XR Diを使用しています。望遠端の300mmは、D70の場合450mm相当の超望遠となります。
 D70は、特に飛行中の旅客機の撮影において、FZ1との違いを遺憾なく発揮してくれています。ただし、当カメラの優先使用権は、うちの奥さんや娘たちにあり(笑)。


Nikon D70

投稿者 webmaster : 2004年06月10日 00:00 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

HDR-HC1によるVideo Gallery

 2005年7月、Video Galleryの撮影に使用しているビデオカメラを、CanonのXV2からSONYのハイビジョンハンディカム「HDR-HC1」に変更しました。片手で持てる(!)ハイビジョンカメラで、まさに感動的ともいえる映像が撮れます。


SONY HDR-HC1

投稿者 webmaster : 2005年08月20日 00:00 | コメントする (0) | トラックバックする (0)

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