九州遠征 3日目(9月3日)
遠征3日目の9月3日(土)。この日は福岡空港での撮影をしたかったのですが、台風の影響で雨。予報でも終日、福岡の天候回復は望めそうにありません。九州各地の天候を調べたところ、晴天が期待できるのは宮崎のみ。このため、福岡空港での撮影は断念し、撮影場所を宮崎空港に変更しました。
福岡から宮崎までは高速を飛ばしても約3時間半かかるので、夜明け前に福岡を出発。宮崎に近づくにつれて空はみるみる晴れ間が広がり、宮崎に到着する頃には美しい青空となりました。
宮崎空港は、宮崎市の南の海岸地帯にあり、市の中心部からは約5kmしか離れていません。滑走路の長さは2,500m、方向は09/27。白いターミナルビルの周辺には南国の植物がたくさん植えられていて、リゾート感にあふれたとても美しい空港です。
この日は強い西風で、使用滑走路は27。最初の撮影ポイントにはターミナルビルの送迎デッキ(A地点)を選びました。宮崎空港の送迎デッキはワイヤーフェンスで、ある程度はカメラをパンすることができます。
ソラシドエアの新塗装の737が撮影できました。南国宮崎の酷暑と強風の中、午前中一杯ここで撮影を続けました。その後、昼食と休憩を兼ねて、ターミナルビルの内外を撮影。空港そのものも絵になる所が多く、とても魅力的。
午後は、宮崎空港の撮影ポイントの中で最も人気が高いランウェイ09エンドの北側(B地点)に移動。ここは視界がとても開けていて、かつ脚立なしでも撮影ができる素晴らしいポイントです。
本当は使用滑走路が09の時に来たかったのですが、この日は残念ながら27。離陸機・着陸機を間近に撮るというわけにはいきませんでした。
夕方は、夕焼け空狙いでランウェイ27エンド北側の海岸沿いの砂浜(C地点)に移動。ここは、海からアプローチする飛行機を撮影するのに適した場所です。大型の三脚でもクリアできないほどフェンスが高いため、フェンスから離れた場所から撮影するか、フェンスの隙間(ただし狭い)から撮影するかしかありません。
C地点から見た、ランウェイ27への着陸機(フェンスから離れて撮影)
C地点から見た、ランウェイ27からの離陸機(フェンスの隙間から撮影)
台風の影響で波がかなり高く、海にはたくさんのサーファーが繰り出していました。日が傾いてくるにつれて、この一帯はとてもよい雰囲気になりました。
日没後、19:00過ぎに撮影を終了。この日のホテルは熊本に予約していたので、車で熊本に向かいました。宮崎から熊本までは、高速道路を使って2時間半です。この日は、熊本空港の近くのビジネスホテルに宿泊。