九州遠征 2日目(9月2日)
遠征2日目の9月2日(金)。この日は、朝のうちに長崎から福岡に移動するつもりだったのですが、福岡は台風の影響で終日小雨+強風の予報。一方、長崎はやや雲は多いものの晴れています。福岡に行っても今日は満足のいく撮影はできないだろうと考えて、午前中は長崎に留まることにしました。
長崎空港とその周辺の地図(※地図をクリックすると拡大表示になります)
まずは、長崎空港と対岸とを結ぶ箕島大橋のすぐそばにある森園公園(D地点)へ。 ここからは、かなり距離はありますが、ランウェイ32への着陸機を撮影できます。
次は、海上自衛隊大村航空基地(旧大村空港)のランウェイ36エンド(E地点)へ。 ここでは、プレジャーボートの停泊する港越しに長崎空港を望めるほか、自衛隊ヘリコプターの離着陸を撮影できます。
順光で撮影できる午前中が過ぎたところで、長崎での撮影を終了。12:00過ぎに福岡に向けて出発。高速道路を使って約2時間で福岡に到着しました。
福岡空港は九州最大の利用者数を誇る空港です。福岡の中心地天神から4㎞、博多駅から2㎞と近く、利便性に優れています。滑走路は長さが2,800m、方向は16/34です。
福岡に到着した14:00頃は、空に低い雲が一面に広がり、たまに小雨がぱらつくというほぼ予報通りの状況。風向きは強い北風、使用滑走路は34です。最初の撮影ポイントにはランウェイ34エンド(A地点)を選択しました。
ランウェイ34エンドでは、近くの公園や道路の歩道での撮影が可能です。ただし、フェンス際の歩道は幅が狭く、三脚や脚立を立てると歩行者の邪魔になってしまうので自粛しました。従って、離陸機はフェンスが邪魔になって撮影不可、着陸機もタッチダウンの瞬間は撮影不可。もっぱら、アプローチしてくる着陸機の撮影となりました。福岡空港はトラフィックが多く、数分おきに着陸機が降りてくるので、退屈する時間はありません。
34エンドで1時間ほど撮影した後、今度は空港外周東側、E12誘導路付近(B地点)に移動。ここは、ランウェイ34エンドに向かう離陸機を真正面から、あるいはランウェイ34への着陸機を撮影できる場所です。ここは、フェンスがかなり低くなっているところもあるのですが、離着陸機をフォローするには脚立が必要です。
E12誘導路付近(B地点)から見た、ランウェイ34エンドに向かう離陸機
30分ほど撮影したところで、風雨が強くなってきました。仕方がないので、離着陸機の撮影は一旦中断。ターミナルビルの内外の撮影に切り替えました。
福岡空港には、国内線第1、第2、第3、国際線の4つの旅客ターミナルビルがあります。国内線第1、第2、第3ターミナルは滑走路の東側(C地点)、国際線ターミナルは滑走路の西側(D地点)です。
送迎デッキは、そのうちの第1、第2、国際線に設けられています。ですが、第1ターミナルは完全な鳥かご状態、国際線ターミナルは汚れが目立つ全面ガラスで、いずれも撮影には適しませんでした。第2ターミナルは、ガラス越しに見る形ではありましたが、ガラスが比較的きれいで、それなりの撮影はできそうでした。なお、国内線第1、第2の送迎デッキの上には、屋内の展望室もあります。
20:00頃に一時的に雨が上がったので、ランウェイ16エンドにある丘のような場所(E地点)に移動。ここでは、かなり背の高い三脚を使えば、脚立を使わなくても何とかフェンスの上から撮影が可能です。
ここで1時間ほど夜景を撮影し、この日の撮影を終了しました。天候および時間の関係で、本来行きたかった撮影ポイントの多くに行けませんでした。今後の天候の回復に期待するしかありません。2日目は福岡空港の近くのビジネスホテルに宿泊。