富士山静岡空港遠征
10月2日(土)、急にスケジュールが空いたので、半ば衝動的に、富士山静岡空港に日帰りで初遠征に行ってきました。私は東京在住で、車で行ったのですが、東京からだと高速道路を使って片道3時間。静岡空港の朝一番の便は8:30。初めての場所なので、1時間ぐらい前には現地に着いておきたい。ということで、自宅を出発したのは朝の4:30でした。
高速道路は渋滞も無く、ほぼ予定通り、7:30にターミナルビル前に着きました。まずはそこから、最初の撮影ポイント、ランウェイ30エンドに向かいます。少し道に迷いながらも、無事に到着。
風向きは北東の風なので、離陸機はこちらに向かって離陸してきます。また、着陸機も少し追い風になりますが、30エンドから着陸していました。
FDAの離陸機を2機撮影後、30エンドの周囲を回ってみました。30エンドからは、橋梁式の進入灯が延びています。
進入灯を一回りした後は、ターミナルビルの東側にある、石雲院展望台に移動しました。ここからは、フェンスに邪魔されることなく、空港の中を一望できます。この日は快晴に近い青空で、周囲の山々や木々の緑が美しい。ただ、残念ながら富士山を望むことはできませんでした。
富士山静岡空港は、「富士山」という名前が付いてますが、富士山までの距離がとても近いというわけではありません。空港から富士山の山頂までの距離は約80キロで、これは横浜や東京の調布と同じです。秋・冬の、雲のない空気の澄んだ日でなければ、なかなか富士山の姿を目にすることはできないそうです。
10:30から13:30頃まで、石雲院展望台で撮影をしました。この時間帯は、富士山静岡空港での到着便、出発便がかなり集中しています。
12:50の中国東方航空が到着すると、1時間ほど離発着が無いので、この時間を利用してターミナルビルの内外を見て回りました。
展望デッキは、一部はガラス、一部は金網のフェンスで、金網の方にはいくつかカメラ用の穴が開いています。ビデオは撮りずらい場所なので、撮影はパス。
今度は、ターミナルビル西側の展望台に向かいます。
ターミナルビル西側の展望台は、ターミナルビルの駐車場からも近く、眺めもよいので、休日は家族連れで賑わっています。ここは、ランウェイ12エンドや、そこに向かうための誘導路までの距離が近く、特に誘導路を移動する飛行機は、目の前を通る感じになります。
13:50に中国東方航空が出発すると、15:50までの2時間は飛行機がいないので、休憩タイム。その後、17:00頃まで、西側展望台で撮影を続けました。17:00に到着予定だった福岡発のFDA(ピンクの機体?)は大幅遅延してしまい、撮れませんでした(泣)。
夕日がきれいなので、最後に再度、ランウェイ30エンドに移動。
18:00頃、日も完全に落ちたので、撮影を終了。帰宅の途につきました。
富士山静岡空港は、地方空港としてはトラフィックもそれなりにあり、航空会社のバリエーションも豊富な空港だと思います。特に、ここを本拠地とするFDAのカラフルな機体は、とても魅力的な被写体です。ターミナルビルの展望デッキは、撮影場所としては今ひとつですが、ターミナルビルの東西に整備された展望台は、良い撮影ポイントです。今回はFDAのピンクの機体が撮れず、富士山も見れず、行くことができなかった撮影ポイントもあるので、またぜひトライしてみたいと思います。
なお、富士山静岡空港の撮影ポイントに関しては、こちらに詳しく書かれているので、行ってみたい方は事前に目を通しておくことをお薦めします。