Panasonic DMC-FZH1 導入

私がこれまで、4K動画の撮影に使ってきたカメラは、SONY FDR-AX1とPanasonic DMC-FZ1000です。

SONY FDR-AX1

SONY FDR-AX1

Panasonic DMC-FZ1000

Panasonic DMC-FZ1000

メインの機材はFDR-AX1、サブ機がDMC-FZ1000なんですが、FDR-AX1は操作性はとても良いものの、はっきり言って画質ではFZ1000に負ける(涙)。FDR-AX1の設定をいろいろといじって改善に努めたのですが、最近、またイライラが募ってきました。

4K動画を撮れるカメラは着実に増えてきています。機能や価格もまちまちですが、何を撮りたいかによって、どんなカメラを選ぶべきかが決まると思います。

私の場合、

・空港の周囲で、飛行機の離着陸を撮る。
・空港施設の外観や内部を撮る。
・飛行機の機内で、窓から風景を撮る。
・空港や航空会社のイベントを撮る。
・自衛隊基地祭で、ブルーインパルスなどの展示飛行を撮る。

というのが主な用途です。求められる機能としては、

①超望遠レンズ
飛行機の撮影には、600mm以上の望遠レンズが欲しい。
②オールインワン(一体型)
冬の新千歳空港の吹雪の中での撮影、ブルーインパルスの展示飛行の撮影、撮り直しのきかないイベントの撮影などでは、レンズ交換が難しかったり、それをする時間が取れない場合がある。現地がどんな状況でも、臨機応変に撮影できるオールインワン(一体型)のカメラが望ましい。
③電動ズームとズームリモコン
ブルーインパルスの展示飛行やイベントの撮影では、撮影中にスムーズに画角を変えながら撮影したい。
④長時間の連続撮影
イベントによっては、長時間、撮影を中断できない場合がある。
⑤手振れ補正機能
超望遠撮影時、三脚を使う場合でも、手振れ補正機能でブレを軽減したい。
⑥状況に適した大きさ
大型の業務用カメラの方が操作性はよいが、機内での撮影には大きすぎて扱いずらい。また、大型の業務用カメラは目立つので、状況により、それが良い場合と悪い場合がある。

が挙げられます。

そういった観点で、4Kカメラ(ただし個人でも入手可能なもの)をリストアップし比較したのが下の表です。残念ながら、全てを満足する機種はないというのが現状です。

4Kカメラの比較(望遠重視)

4Kカメラの比較(望遠重視)

今回、いろいろと悩んだ結果、Panasonic DMC-FZH1の導入に踏み切りました。合わせて、Libecのズームリモコン ZC-3DVも購入しました。

Panasonic DMC-FZH1

Panasonic DMC-FZH1

Libec ZC-3DV

Libec ZC-3DV

FZH1のズームレンズは、MFにして最望遠でフォーカスを合わせ、それからズームを動かして画角を変更しても、フォーカスがずれません。これは、ビデオカメラでは当たり前なんですが、デジカメ(デジタル一眼の交換レンズ含む)のズームレンズとしては画期的です。ズームリングも、とても滑らかに動きます。ズームレンズ横に、スローズームのボタンがあり、じわっとゆっくり動くズーム操作ができます(速度は3段階に設定変更可能)。ZC-3DV(ズームリモコン)も、DMC-FZH1で動作します。ただ、ズームリモコンによる微妙なズーム操作は意外と難しく、しばらく練習が必要そうです。とはいえ、これなら旅客機はもちろん、ブルーインパルスのような被写体でも、狙った通りに撮れそうです。

Panasonic DMC-FZH1、良い買い物だったかどうかは、これからしっかりテストしたいと思います。

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