Panasonic DMC-G6 2nd Impression

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Panasonic DMC-G6 + 14-140mm レンズキットに関する、動画撮影時の使用感の続報です。

Panasonic DMC-G6 + 14-140mm F3.5-5.6 の組み合わせに関してですが、離着陸機をフォローする際のオートフォーカス(AF)の精度は GH3 + 100-300mm F4.0-5.6 と比べると若干ですが劣ります。G6 の場合、長回しをすると、途中AFが微妙にふらつくケースがあります。GH3の場合、こうしたふらつきはほぼ皆無なので、さすがGH3という感じです。もっとも、これは少しのフォーカスずれでもNGカットになる商業作品などに使用する場合の話で、不安ならマニュアルフォーカスで撮ればよいという話でもあります。手持ちでホームビデオ的につかう場合には、まったく問題にならないでしょう。

G6 の Full HD(60P)でEXテレコンを使用した際の画質ですが、若干ですが荒れた感じになるので、常用するのは厳しいという印象です。やはり、100-300mmのレンズを付けて、35mm換算1000-1200mmといった超望遠が必要な場合に使うというのが正しい使用法です。レンズ交換ができないビデオカメラ(例えば私が持っているSONYのHDR-520V)だと、そうした場合にはテレコンバージョンレンズを付けるのですが、それと比較すると色収差や解像感の低下がほとんど発生しない点がとても良いです。

基本的な動画の画質ですが、G6 は AVCHD 28Mbps、GH3 は MOV 50~72Mbps です。撮れた映像の解像感や透明感の違いは、見比べればはっきりと分かります。暗所性能についても、やはりGH3の方が数段優れています。とはいえ G6 は、コストパフォーマンスという点ではとても素晴らしい機材です。サブカメラとしては十分に使えるレベルであり、うまく活用していきたいと思います。

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