【DVD】日本の空港 映像図鑑、制作状況(2)

7月31日(日)、シンフォレストさんと制作中の【DVD】日本の空港 映像図鑑のナレーションの収録に立ち会いましたので、その様子をご紹介します。

ナレーションの収録は、東京・広尾にあるスタジオで行われました。

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スタジオのある建物の外観(今回使用したスタジオは、この地下にありました)

収録作業は、シンフォレストの制作部門の方2名、プロのナレーター、スタジオ所属のサウンド・エンジニア、私の計5名で行われました。

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ナレーター用のブースの中で、台本を読むナレーター

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スタジオ所属のサウンド・エンジニアと、録音・編集用機材

ナレーターは、防音が施された専用のブースに入ります。その他の人たちは、サウンド・エンジニアのいる部屋で、ナレーターへの指示や収録した音声のチェックを行います。

今回は、とてもさわやかで若々しい声の女性のナレーターに担当していただくことができました。ナレーションの収録は映像を見ながら行うのですが、声が映像の中の青空にとてもマッチしていて、映像の美しさが何割か増して見えました(笑)。ナレーションの台本は、A4版で34ページとかなりのボリューム。収録には午後一杯かかりました。こうした場に立ち会うのは初めてだったのですが、プロのナレーターは、長時間の収録作業でも、最初から最後までテンションや声の調子を一定に保つことができます。これは、やはり凄いスキルだと思いました。

収録作業は、概ね台本1ページ単位に行われました。サウンド・エンジニアは、ナレーションを入れる場面の映像を探してスタートさせ、スタンバイします。それぞれのナレーションの開始の合図は、シンフォレストの制作部門の方が出しました。台本の分量が多いので、リテイクもそれなりに発生しましたが、サウンド・エンジニアの手際もとても素晴らしく、収録作業は効率的に進みました。映像に、プロの手によるナレーションが入ると、作品のクオリティも一段と増して、完成が待ち遠しくなりました。

発売までにはまだ、音楽・現場音・ナレーション音声のミキシング作業、パッケージやメニュー画面のデザイン、DVDのオーサリングなどの作業が残っています。

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