スカイマーク、日本航空退職者の大量採用を決定
スカイマークは、今後の国際線事業への進出をにらんで、日本航空退職者の大量採用を決定しました(プレスリリース)。
・運航乗務員(機長要員・副操縦士要員)約120名
・整備士 約50名
・客室乗務員 約100名 (2013年までに最終的に合計300名程度の採用を計画)
スカイマークは、日本で唯一とも言えるLCC(ローコストキャリア:格安航空会社)です。日本の二大キャリア(全日空、日本航空)とは一線を画す経営方針を貫いており、他の新規参入組が存続のために大手との提携に踏み切る中、利用者に対して別の選択肢を提供し、(まだまだ十分とは言えないにしても)健全な競争環境づくりに貢献しています。心情的にも、日本の空の将来のためにも、発展を期待したい航空会社です。機種選定についても、大手が不自然なほどボーイング一辺倒に傾斜する中、エアバスのA380導入を決定しました。LCCとしては大いなるチャレンジですが、大手と同じことをやっても意味はないということはとても理解できるので、ぜひとも成功を祈りたいと思います。