はやぶさの再突入カプセルの一般公開

 小惑星探査機「はやぶさ」の再突入カプセルが一般公開されると聞いて、見に行ってきました。これは、7月30日(金)、31日(土)に開催されたJAXA(宇宙航空研究開発機構)相模原キャンパス特別公開で展示されたものです。私は、7月31日(土)にでかけました。

hayabusa-capsel-9.jpg
 相模原キャンパスの正門。

hayabusa-capsel-10.jpg
 正門の看板です。とてもインパクトのある名前です(笑)。

 はやぶさのカプセルの展示は、隣接する相模原市立博物館で行われていました。

hayabusa-capsel-8.jpg
hayabusa-capsel-7.jpg
 10時前には行ったのですが、既に長蛇の列です。はやぶさ人気はものすごいですね。ピーク時は待ち時間が4時間にもなっていたようです。さすがにこんなには待てないので、JAXAのキャンパス内の展示を見た後、閉館間際に再度行ってみたところ、ラッキーにも30分待ち程度で見ることができました。

 残念ながら、写真撮影は禁止でした。以下の写真は、ネット上で拾ってきたものです。

hayabusa-capsel-1.jpg
 カプセル類は、ケースに収められて展示されていました。周りにはガードマンが数名警備にあたっていました。

hayabusa-capsel-2-2.jpg
 カプセルの中身です。

hayabusa-capsel-3-2.jpg
 これは前面ヒートシールド。大気圏突入時にカプセルを高熱から守りました。「アプレーター」という特殊な炭素強化プラスチックでできています。このアプレーターは、熱で樹脂が蒸発するときの気化熱で表面を冷却するとともに、発生したガスがカプセルを覆って断熱するそうです。

hayabusa-capsel-4.jpg
 カプセル背面のヒートシールドです。

hayabusa-capsel-5-2.jpg
 大気圏突入時に使われたパラシュート。

 カプセルの展示会場を訪れた人は、7月30日(金)、31日(土)の両日で30,000人。うち市外から来た人が、60%を占めたそうです。

 このカプセルの一般公開は、
  ・筑波宇宙センター: 8月2日~6日
  ・丸ノ内オアゾ1階広場: 8月15日~19日
でも行われるとのことです。行ってみたいと思われる方は、JAXAのホームページをご覧下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


* (上の4桁の英数字を入力して下さい)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください