DVD「下地島パイロット訓練飛行場」
「下地島パイロット訓練飛行場」というタイトルのDVDが、7月24日に発売されるそうです。以前にテレ朝CSでオンエアされた作品のDVD化ソフトとのこと。オンエアされたものは観ていないのですが、いい出来のDVDであることを期待したいですね。こちらに予告編もあります。
※7/25 追記
予約しておいたDVDが届いたので、さっそく観てみました。なかなか良い出来に仕上がっていると思いました。美しいカット多数。ローアングル、俯瞰のショット、ヘリ空撮は新鮮。撮り方のバリエーションもかなり工夫されていて、楽しめました。
クレジットを見ると、このDVDを撮影された方は、以前トライスターというレーベルから発売された「下地島空港」というDVDを撮影された方と同じ方ですね。トライスターのDVDは正直言っていまいちの出来(ごめんなさい・・)だと思ったのですが、今回のはとてもいい感じでした。
私も下地島でビデオ撮影したことがあるので、思わずそのときのことを思い出しながら観ていました。こちらに、私の撮影した成果も公開しているので、よろしかったらご覧下さい。上記のDVDを観ながら、改めて感じたことをいくつか。
(1) 私はSONYのHDR-HC1という家庭用のハイビジョンカメラで撮影したのですが、HC1の発色は侮れないものがありますね。上記のDVDは、業務用のハイビジョンカメラで撮影していると思われますが、特に天気が良いときの発色に関しては、HC1は全く遜色がない。むしろ勝っているように見えるところさえあります。
(2) 下地島のランウエイ17エンドの着陸シーンは、飛行機ファンにはとても有名です。下地島ではタッチアンドゴーの訓練が行われるのですが、私はランウェイ17エンドで、遠くからアプローチしてくる飛行機が頭上を越えて着陸し再度離陸するまでの一連の動きを1カットに納めることを一つの目標にしていました。これを撮るには、フェンスをクリアするために高い三脚の上にカメラを載せて、不安定な脚立の上で、ほぼ180度カメラを振って撮影する必要があります。
その間約1分、カメラが激しくぶれたり、被写体をはずしたりしたらアウト・・。頭上通過後のジェットエンジンの排気による風にも耐えなければなりません。没カットの山を築きながら、何とか数カット、許せるレベルの撮影に成功しました(サンプルはこちら)。今のところ、他のDVDなどで同じようなカットを目にしたことはありません。
(3) このDVDは、ライブサウンド中心なんですが、特典映像として音楽付きのBGVも収録されています。そのBGVもそうなんですが、市販の飛行機のDVDの音楽は、ヒーリング系の音楽が圧倒的に多いですね。一方、このサイトで公開しているBGVの音楽は、ヒーリング系の音楽はあまりなくて、むしろ音楽も前面に出てきて主張するタイプ(映画で言うとスターウォーズ(古い・・)のジョンウイリアムズのように、映像の背景に音楽が流れるのではなく、映像の前で音楽が踊るような)です。このあたり、好みの違いが顕著ですね。
ああ、また下地島に行きたくなってきました(笑)。
こんにちは、ジェミニETの黒川です。このたびは弊社が製作しましたDVDをご紹介いただきましてありがとうございます。
映像製作はテレ朝の雪竹氏です。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
そちらの作品も楽しみにしております。今後はなにかご縁があるとうれしいです。
黒川様、初めまして。製作者の方ですか。御社制作のDVDに対し、えらそうなコメントをしていて、申し訳ありませんm(_ _)m。
当サイトはアマチュアの飛行機動画専門サイトですが、お楽しみいただけると嬉しいです。こちらこそ、よろしくお願いいたします。