新千歳(2009)撮影記(3)

 2/18(水)、遠征3日目です。天気は晴れ、風は北風です。昨日と同じく、午前中の撮影場所には生コンポイントを選択。今日は昨日とはうってかわって青空が広がり、滑走路の向こう側の遠くの山並みまできれいに見渡すことができます。

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 手前の滑走路は着陸機、向こう側の滑走路は離陸機が使用します。生コンポイントでは両方を撮影することができるので、12:00頃まで、次々に離発着する飛行機を撮影しました。

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 生コンポイントは車で行けるため、アクセスしやすいポイントです。新千歳ではメジャーな撮影ポイントなので、私の他にも数人の人が写真を撮りに来ていました。ここには、2メートルほどの高さのフェンスがあるので、大型の三脚と脚立(洗車用に売っている作業台)を使ってその上から撮影をしました。

 午後は、北風ということで撮影ポイントにはA-10を選択しました。A-10はランウェイ01Lエンドの西側に位置するポイントです。ここは、北風の時、離陸機が目の前をタキシングで通過してターンし、離陸していく様子を撮影できます。また、やや距離はありますが、着陸機も撮影できます。午後、順光です。しかしなから、ここにも生コンポイントと同様に、2メートルほどの高さのフェンスがあります。また、そこに行くための道は狭く、雪が積もっていると車では入れません。なので、道の入り口に車を停めて、大型の三脚や脚立(両方で重さ12kg以上)を持って、雪道を800メートルほども歩かなければなりません。冬場に行くのには、気合と体力が必要なポイントです。

 しかも今回は、前日に30~40cmの雪が積もったので、その雪をかきわけて歩いていく必要がありました。道は整地されておらず足元はかなりでこぼこしており、またアップダウンもあるので、雪道を重い荷物を持って歩いていくのはかなりハードです。正直に言えば、途中、来たことを後悔するほどでした。
 息も絶え絶えの中、13:30過ぎにA-10にやっと到着。着いてしまえば、目の前に広がる美しい雪景色に、疲れも吹き飛びます。三脚をセッティングして、さっそく撮影を開始しました。

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 午後は概ね晴れていたのですが、一時的に雪が降る時間帯もあり、撮影に変化が付きました。そういう意味でも、わざわざここまで来たかいがありました。

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 A-10では、夜景も撮りたいということで、ぎりぎり18:00頃まで粘りました。

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 従来使用していたHC1なら、17:00頃には暗くて撮影終了というところですが、今度のXR520Vだと、それ以降も撮影が可能です。ですが、冬場のA-10は難所のため、たいていの場合(今日もそうですが)他には誰もいません。さすがに日も落ちてどんどん暗くなってくると、こんな人気のないところに一人でいるのは不安になってきます。車まで帰る道にも明かりなどは全くありません。生コンポイントだと、誰か他にも撮影に来ている人がいて、日が暮れた後でもそれなりに安心感があるのですが、A-10の場合は、安全の上でも気持ち的にも、これぐらいの時間が限度です。ということで、今日の撮影はここまでとしました。

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