新千歳(2009)撮影記(2)
2/17(火)、遠征2日目です。今日は朝から雪で、かなり激しく降っています。北風なので、まずは定番の生コンポイントに向かいました。着いてみると、滑走路では除雪車が作業中なのですが、雪のせいで視界が悪く、ほとんど見えません。
離着陸する飛行機も現れず、10:00頃にはしばらく空港がクローズするとの話が聞こえてきました。去年来た時も同じような事がありましたが、その時は午後には天候が急速に回復して、飛行機が飛び始めました。冬の新千歳の天候の変化の速さに驚かされたものです。こういう時、状況が一番よく分かるのは空港のターミナルビルの中ではないかと思ったので、この場は切り上げてターミナルビルに行くことにしました。実は、今回は飛行機はもちろんですが、ターミナルビルをはじめとする空港の施設もしっかり撮影しようと思っていました。飛行機が飛んでいる時に空港施設を撮影して回るのは後ろ髪を引かれる思いですが、悪天候で飛行機が飛ばないなら、心置きなくそちらの撮影に専念できるというものです。
まずは出発ロビーに行ってみました。チェックインカウンター周辺は、飛行機が飛ぶのを待っている人たちでごった返しています。アナウンスによれば、飛行機が飛ぶのは早くても16:00頃になりそうとのこと。
時間の有効活用ということで、まずはターミナルビルの内部を中心に撮影して回りました。
その後、遅めの昼食を兼ねて、3Fのレストランフロアへ。新千歳空港の展望デッキは冬季閉鎖されていますが、3Fの一部のスペースでは、ガラス越しにエプロンや滑走路を見渡すことができます。実はここでは、今まで一度も撮影したことがありません。飛行機はしばらく飛びそうもないので、今日はもう空港外周に行くのは止めて、ここで撮影することにしました。
激しい雪の中で出発を待つ飛行機もなかなかの迫力です。飛行機のデアイシング(防氷剤の機体への散布作業)を間近で撮影できたり、滑走路を行き来する除雪車の隊列を撮影できたりと、これはこれで今までに無い絵を撮ることができました。
吹雪の合間に一瞬の晴れ間もありましたが、結局、昼間の便はほとんどが欠航になってしまい、夜になってやっと一部の便が飛びました。夜、雪が降る中で出発準備をするグランドスタッフや、プッシュバックする飛行機を撮影。