ズームリモコンの交換

 以前から使っていた、CANONのZR-1000というズームリモコンの動作が不安定になってきました。

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CANON ZR-1000
ズームを止めるためにレバーから手を離しても、すぐに止まらなかったり逆に戻ったりします。修理も考えたのですが、既に5年以上も酷使しているので、この機に買い換えることにしました。新しいリモコンは、SONYのRM-1BPにしました。実売価格は約15,000円でした。

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SONY RM-1BP
 
 レバーの押し加減で可変速ズームができるのですが、使ってみるとフィーリングは良好で、すぐに慣れることができました。また、さらにそのズームスピードを三段階に調節できます。その調節スイッチが操作しやすい場所についているので、今まで使っていたリモコンよりもむしろ操作性が向上し、とても気に入りました。

 私が飛行機の撮影を行う上では、ゆっくりと安定したスピードでのズーム操作を、パン棒を持つ手元で自由にできることが絶対条件です。そのため、この種のズームリモコンは、カメラ本体、三脚と同じくらいに重要です。

 このリモコンは、家庭用ビデオカメラのカタログには載っていません。ビデオカメラとの接続は、LANC端子で行うのですが、LANC端子は今年新発売の各社の家庭用ビデオカメラには搭載されていませんし、業務用を除けばSONYのハイエンドの機種以外には今後搭載されそうもありません。家庭用ビデオカメラの新製品の中には、魅力的な製品もあるにはあるのですが、私にとってはこの種の高機能ズームリモコンが使えないと、なかなか購入に踏み切れません。

ズームリモコンの交換” に対して1件のコメントがあります。

  1. つばさ より:

    いつも、拝見していて、カメラワークのスムーズさには感心させられます。1観客としてみていると、当たり前のように見えてしまって見逃しがちな部分ですが、実際にはその部分が基礎の基礎ということですね。最近ビデオヘッドの三脚を買って、羽田や成田に撮りに行って痛感します。使えるショットの少ないこと。
    いつもは手持ちで、右手が本体を支えつつ、ズームレバーと撮影ボタンのON、OFF、左手でピントリングや各種設定ボタンを操作しています。右手がパン棒操作にもって行かれると手がもう一本いる。
    今のところ赤外線リモコンをパン棒にテープでぐるぐる巻きにしてしのいでいます。

  2. つばささん、こんにちは。
    ズームは使い方を間違えると画面が汚くなるので、極力使わないという方もいらっしゃいます。私は、飛んでいる飛行機をフォローする際には、1カットで基本1回まで、かつスローなズームなら効果的かなと思っていて、結構使っています。
    飛んでいる飛行機を、フレームの中に収めながらズーム操作をするとなると、使いやすいリモコンがないと不可能です。というわけで、私にとってはズームリモコンは必需品なのでした。
    新しい三脚やビデオヘッドは、慣れるまでに練習が必要ですよね。がんばってください。

  3. つばさ より:

    僕の撮っている飛行機全般、使っているFX-7だと、飛行中は∞遠でピントはいじる必要はありません。それで左手はフォーカスリングをいじってます。そのほうがダイレクト感があるので。代用品の赤外線リモコンでは動きがいまいちですね。ズームリモコン、外部マイク、フィルター、まだまだいるものがいっぱいありますね。
    写している間にズームは動かさないにしても(実際は動かしてますが)景色と絡めたりして画角を変えるのにズームは良く使います。ズーム端で空中の機体を探すのはちょっと時間がかかりますから、少し引かないと捕まえるのが大変ですしね。

  4. おお、FX-7をお使いなんですか。あの20倍ズームは強力ですよね。羨ましい!
    私が使っているHC1もいいカメラなんですが、テレコン付けたりはずしたりがちょっとめんどうで。あと、夜はかなり厳しいんですよね・・。

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