下地島空港撮影記(6/19)

 6/19朝の宮古島の天気は曇り。今日は船で下地島に渡り、下地島空港での撮影を行います。7:35の高速船にレンタカーを乗せて、宮古島の平良港を出発。下地島に隣り合う伊良部島に向かいます。


 15分ほどで伊良部島の佐良浜港に到着。そこから車で下地島空港に向かいました。空はというと、嬉しいことにだんだんと晴れ間がのぞき始めました。

 まずは、9:30に下地島空港の管理事務所へ。実は、今回下地島空港を訪れるにあたり、事前に空港の制限区域内(空港のフェンスの中です)での撮影許可申請を行ったところ、幸運にも管制塔前のエプロン内での撮影許可をいただけたからです。

 臨時の立ち入り許可証を胸に着け、管理事務所の方に付き添われてフェンスの中へ。空は雲が多いものの、日の光がしっかりと差し込んできて、撮影にはかなり好ましい状況に。目の前には、JALのB777とB767が、白い機体を輝かせながら訓練開始を待っています。



 ANAのA320は既に訓練を開始しており、目の前の滑走路でタッチアンドゴーを繰り返しています。




 ジェット旅客機を間近で見られることに興奮しつつ、普段立ち入ることはできない場所にやや緊張しながら、三脚にビデオカメラをセッティング。そうこうするうちに、B777の周囲では、訓練前のパイロットのみなさんによる事前チェックが始まりました。



 ANAのA320が訓練を一旦終えて、エプロン内に到着。



 B777の方は、パイロットのみなさんが乗り込み、エンジンテストが終わると、タキシングを開始。風は南風なので、B777は離陸のためにランウェイ17エンドに向かいます。



 ちょうど撮影している私の目の前を、轟音とともに離陸していくJALのB777。よく見ると、片方のエンジンだけで離陸していますね。




 さらにしばらくすると、今度はB767が訓練を開始。



 こうして11:30頃まで、2時間ほどエプロン内での撮影をさせていただきました。

 管理事務所を後にして、今度はランウェイ17エンドに向かいました。ランウェイ17エンドは、南風の場合の着陸コースです。天気さえよければ、エメラルドグリーンの海の上を着陸機が降りてくるという、下地島で最も美しい光景が展開します。ですが、この日の午後はまた完全な曇り空に。海もぱっとしない色になってしまいました。




 下地島には4日間滞在する予定なので、天気の方は明日以降に期待することにして、今日はもっぱらカメラワークの練習に専念することにしました。
 ランウェイ17エンドですが、進入コースの正面に近い場所だと、飛行機が頭上を通過した後のジェットエンジンの排気のあおりを強く受けます。特にB777の場合、かなりの突風を受ける形になり、カメラをブラさずに撮影するのがとても難しい・・。

 16:00頃に訓練は終了。私も撮影を終えて、宿に向かいました。今回の宿は、訓練施設の宿舎でもある「オーシャンハウス in さしば」にしました。ここは下地島空港に隣接しており、価格もリーズナブルです。その日の訓練スケジュールも教えてもらえるので、とても助かります。

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