2005年03月09日

6. 使い方のヒント

6.1 必要となるサーバーのハードウェアスペック

 下記に実際のパフォーマンスデータの例を示しますので、参考にして下さい。

(1) サーバーのスペック
 ・Mother Board: Intel 815EP(sound on board)
 ・CPU: intel celeron 1GHz
 ・MEMORY: 512MB
 ・DISK: FUJITSU MPG3409AT 40GB 5400rpm
 ・VIDEO: Inno3D TORNADO GeForce2 MX400 64MB
 ・LAN Card: RealTek RTL8139 Fast Ethernet 10/100BASE-T
 ・Network(Internet): ADSL 8Mbps
 ・OS: RedHat Linux 7.3 (FTP版)

(2) 登録データ
 ・登録サイト数: 20サイト
 ・登録ページ数: 30,000ページ
 ・キーワード数: 5,420,000語

(3) 検索時間
 ・キーワード数 1/ヒット数 560件: 検索時間 2.6秒
 ・キーワード数 1/ヒット数 1,778件: 検索時間 5.1秒
 ・キーワード数 2(AND検索)/ヒット数 799件: 検索時間 4.7秒
 ・キーワード数 2(AND検索)/ヒット数 1,126件: 検索時間 8.7秒

 ただし、これらは初回の検索時間です。2回目以降は、データがキャッシュされるので、いずれのケースも検索時間は1秒以内でした。

6.2 検索時間を短縮するには?

 検索時間を短縮するには、データベースへのアクセス時間を短くすることです。Linuxの場合、メモリー上のディスクキャッシュにデータベースファイルが乗ってしまえば、検索時間は劇的に短くなります。従って、データベースファイルの大きさが、数100MB程度であれば、メモリーの増設が最も効果的です。

 データベースファイルが大きく、ディスクアクセスが避けられない場合は、高速なディスクドライブの使用やRAID化(RAID 0(ストライピング))が効果的です。

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