航空機エアラインぴあ
昨日、帰宅途中に寄った本屋さんで「航空機エアラインぴあ」という本を見つけたので、購入しました。787やLCCの影響で、航空業界への関心は高まっており、一般誌の出版社からもこのようなムック本が頻繁に発売されようになったのは、航空ファンとしては喜ばしい限りです。さらに、この本には注目すべき点が3点ほどありました。
1. 付録に旅客機のDVDが付いている
鉄道系、ミリタリー系の雑誌やムック本の付録にDVDが付くケースはたまにあるのですが、エアライン系では、子供向けの図鑑的なものを除くと、近年では例がないと思います。ファン層の厚みという点で、鉄道系やミリタリー系と比べエアライン系は残念ながら不利なので、Blu-rayやDVDの単体パッケージは、採算の面で成立しにくく、なかなか商品化されません。このような雑誌の付録としてのDVDが、もっと増えてくれるとよいのにと思いました。
2. DVDの中身が充実している
DVDの中身ですが、新旧の貴重な映像がたくさん収録されていました。マニア度の高い人ほど、満足度が高い内容ではないかと思いました。
3. YouTubeの投稿者による合作
エンドクレジットを見ると、このDVDは複数のカメラマンにより撮影されたものでした。その中のかなりの人は、YouTubeで名前を見かけた記憶がありました。今では、たくさんの人が空港で動画を撮影し、YouTubeに投稿しています。これらの投稿者が協力し合って、まとまったコンテンツを作る動きが活発になると、航空ファン向けの動画コンテンツはもっと面白くなっていくと思うので、ぜひ第二弾、第三弾を期待したいと思いました。