シンガポール・チャンギ国際空港遠征(5)

 9月11日(火)、シンガポール滞在4日目の最終日。朝の天候は曇り、風向きは南風、使用滑走路は20R/20Cです。昨日、一昨日と Changi Beach Park で、着陸シーンに関しては、かなりの数の良いカットを撮影できていました。最終日は別の撮影ポイントに行ってみたい、また空港以外で、シンガポールを象徴する場所も少し撮影しておきたい。この日は、まずは午前中をシンガポール市内での撮影に充てることにしました。
 8:00にホテルをチェックアウトして、ホテルのシャトルバスで空港へ。スーツケースなどを空港に預けた後、MRT(シンガポールの地下鉄)を使って Marina Bay 周辺に移動しました。ここにはシンガポールのシンボル Merlion、空中庭園が話題の Marina Bay Sans、世界最大級の観覧車 Singapore Flyer などがあり、シンガポールで一、二を争う人気の観光スポットとなっています。

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Marina Bay Sans

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Merlion

 こちらは、Marina Bay Sans の空中庭園(Sans Sky Park)からの眺め。高さは200メートル。

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Sans Sky Park (宿泊者専用のプールが見えます)

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Sans Sky Park からみたシンガポールのビル群

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Singapore Flyer (観覧車)

 Marina Bay 周辺での撮影は午前中で切り上げて、午後は空港方面に移動。MRTで空港から一駅のEXPOで下車。ランウェイ02Lエンドにある Changi Business Park に行ってみました。

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Changi Business Park 周辺の地図(※クリックすると、拡大表示になります)

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MRT の EXPO 駅

 午後は天気が良くなりましたが、日差しも強くなり、猛暑の中を撮影機材を担いで歩くのはかなり過酷。駅から20分ほど歩いて撮影ポイント(D地点)に着いた時には、かなり体力を消耗していました。

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Changi Business Park (D地点)の様子

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D地点で見る、ランウェイ02Cからの離陸機

 ここには離陸機を撮るために行ったのですが、離陸機は主にランウェイ02Cを使っていてかなり距離があります。また、左右に建物があるせいで視界が狭く、ビデオ撮影には不向きな場所。猛暑の中でがんばって撮影しても、大した成果が期待できないため、早々に断念して空港に戻ることにしました。(注:北風で02Lへの着陸シーンを狙うのであれば、状況は違ったかもしれません)

 MRTの駅(EXPO)に着いた時には汗びっしょりで、着替えなしではいられない状態。空港に戻り、すぐに着替えをして、冷房の効いた空港内でしばらく休憩。一息ついた後、初日には撮れなかった、青空をバックにした管制塔やターミナルビルなどを撮影。

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Terminal 2 から撮った Terminal 3

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Terminal 1 と管制塔

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管制塔のアップ

 その後、Terminal 1 の Viewing Mall で、のんびりと最後の撮影をしようとしたのですが、少し撮影したところで、今回は警備員(警官?)の職務質問を受けてしまいました。その結果、そこで撮影したものを削除するように命じられたため、Viewing Mall での撮影を断念。夕食をとって、帰りの準備を始めました。

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チェックイン前に最後に撮った、夜の管制塔

 帰りは、ANAのシンガポール発21:45、羽田行きNH152便(機材は767-300ER)です。到着は翌日の6:00。着陸前に夜が明けるだろうと思って、右側の窓際の席を予約しておいたのですが、期待通り、きれいな夜明けを見ることができました。

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羽田空港着陸間際の空

 9月12日(水)6:00、定刻通りに羽田空港に到着。9月7日(金)夜からの6日間にわたるシンガポール遠征は、幕を閉じました。

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