シンガポール・チャンギ国際空港遠征(1)

 前回の記事でご紹介した写真ですが、シンガポール・チャンギ国際空港で撮影したものです。私は、9月7日(金)から9月12日(水)にかけて、シンガポール遠征を行いました。海外の空港に(出張や旅行のついでではなく)純粋に撮影目的で遠征するのは初めて、シンガポールに行くのも初めてということで、準備から実施まで、楽しいながらもなかなか大変な遠征でした。

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 初の海外遠征先として、シンガポール・チャンギ国際空港を選んだ理由について。私は、国内でもまだ行ったことのない空港がたくさんあるので、海外遠征にはそれほど積極的ではありませんでした。スケジュールの確保、撮影可能ポイントなどの情報収集、現地の治安やセキュリティ、現地で何か問題が起きたときのコミュニケーション、渡航に必要な費用など、懸念事項が多く、国内と違って気軽に実施するにはハードルが高いからです。

 海外遠征を前向きに考えるようになったのは、今年の7月頃でした。所沢航空発祥記念館での上映会やセントレア遠征が一段落して、次のことを考える余裕ができたためです。実は、昨年の終わりに、とあるところからアジアの空港での撮影に関する打診を受けていました。大変そうなのでしばらく保留にしていた、その依頼を受けるべきかどうか・・・。先方から送られてきた撮影候補先リストの優先順位のトップは、シンガポール・チャンギ国際空港。トラフィックが多く、日本では見ることのできない航空会社がたくさん就航している空港で、空港施設も国際的にトップクラス。とても魅力的な遠征先です。事前の情報収集をしたところ、シンガポールであれば遠征にともなうリスクはあまりなさそうだと判断。こうして、初の海外遠征が決定しました。

 まずは、遠征に必要なスケジュールを確保しなければなりません。シンガポールの天候は、4月から9月が乾季で晴れる日が多く、それ以外だと雨が多くなるとのこと。撮影可能ポイントから考えても、夏の南風の方がよいため、行くなら夏がベスト。となると夏休みを使うしかないのですが、今年は仕事の都合上、休むのは3日間が限度。飛行機やホテルの予約のしやすさから実施は9月、それも上旬が望ましい。確実に成果を得るためには、現地での滞在日数は4日間は確保したい。最終的に、9月7日(金)の夜に出発、9月8日(土)朝に現地着、9月11日(火)夜に現地発、9月12日(水)朝に帰国というスケジュールを組みました。

 9月7日(金)、仕事を終えて帰宅後、羽田の国際線ターミナルへ。出発便は、ANAの羽田23:30発、シンガポール行きNH151便(機材は767-300ER)です。本当は成田からシンガポール航空のA380で行きたかったのですが、そちらは成田20:50発。仕事が終わってからでは間に合わないため、断念しました(涙)。

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 シンガポール着は翌05:55(時差-1時間)、飛行時間は7時間25分。機内では、離陸後に軽食とドリンクサービス、着陸前に朝食のサービスがありました。寝ていられる時間が少なかったのですが、初の海外遠征でテンションが上がっていたため、ほとんど苦になりませんでした。

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