伊丹・関空遠征(5月3日~6日)

 既に以前の記事で、いくつか撮影したカットをご紹介しましたが、5月3日~6日、ゴールデンウィーク後半の4連休を使って伊丹・関空へ遠征しました。しばらく、伊丹・関空での本格的な撮影から遠ざかっていたということもありますが、遠征した理由は他にも二つありました。一つは、所沢航空発祥記念館向けの新作(「ANAグループの翼たち」)用にPeachの映像が欲しかったため、もう一つは海外のとあるところからの依頼で、どうしても伊丹・関空の直近の映像(JALの新鶴丸塗装機やANAの787)が欲しかったためです。いずれについても、一定の水準以上の映像を確実に撮りたかったので、天候や機材変更など自分ではコントロールできない要因での失敗を避けるために、余裕を持った日程で臨みたい。となると4連休のこのタイミングしかありませんでした。私は通常であれば、混雑が予想されるゴールデンウィーク中の遠征は避けるのですが、今回に限っては決行しました。

 遠征前半の5月3日、4日は伊丹空港で撮影。撮影場所は、ターミナルビルの展望デッキ、エアフロントオアシス下河原、ランウェイ14Rエンド、伊丹スカイパーク、スカイランドHARADA、千里川土手など。

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伊丹空港で撮影したカットから

 天候は晴れたり曇ったり雨が降ったりとかなり不安定でしたが、この変化に富んだ状況は、撮影をする上ではむしろ好ましいものでした。連休中とあって、どこも家族連れでとても賑わっており、子供たちの歓声が飛び交っていました。

 遠征後半の5月5日、6日は関西空港で撮影。ターミナルビル内を短時間撮影した以外は、ほとんどの時間を展望ホール「スカイビュー」で過ごしました。関空は人工島に作られた海上空港で、空港島内だと展望ホール以外のよい撮影場所があまりありません。5日は朝から一日中、概ね青空。使用滑走路は早朝が06L/R、それ以外は24L/R。6日は、午前中は曇り一時雨でしたが、午後は青空に。使用滑走路は早朝・日中の一部と夕方以降のみ06L/R、その他は24L/Rでした。

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関西空港で撮影したカットから

 24Lエンド付近にある展望ホールでの撮影では、基本的には青空かつ24L/Rというのが望ましいので、この条件の時間帯が長かったのはとてもラッキーでした。また、ここでも一時雨が降ったり06L/Rになったりと適度な変化がつき、撮影においては理想的ともいえる状況でした。展望ホールは、特に朝から天気が良かった5日はすごい人出で、家族連れやカップルだけでなく、写真撮影に来たマニア層もたくさんいました。

 今回は撮影日程が選べない遠征で、天候や風向きは完全に運任せだったので、4日のうち2日ぐらい好条件で撮れればいいと思って行ったのですが、結果的には4日間全て、朝から晩まで、ほとんど休憩も無しに(笑)撮影していました。さすがにハードな遠征でしたが、コストパフォーマンスはかなり高い遠征となりました。
(※写真はいずれもビデオからのキャプチャ。クリックすると拡大表示になります。)

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