広島空港・岡山空港遠征(12月25日)
12月25日(日)は遠征3日目、最終日です。昨日、広島空港遠征の目的の一つである、日中の787の離着陸シーンの撮影に成功したので、この日の最初は岡山空港に行くことにしました。岡山空港で、787の着陸シーンを撮影するためです。岡山空港には11月下旬、日帰り遠征を行ったのですが、東京から岡山への一番機は787で、それに乗って岡山に行かざるを得ませんでした。必然的に、787の着陸シーンは撮影できず、撮影できたのは離陸シーンのみ。なので、できれば今回の遠征期間中に、岡山空港での787の着陸シーンも撮影したいと考えていました。
広島空港から岡山空港までは、高速道路(山陽道)を使って約2時間。往復は十分可能な距離です。岡山空港の一番機は7:15発のJALの東京行きなので、それに間に合うように、4:30に広島を出発。空には星が見えており、天気は良さそうです。下は岡山空港の地図です(※クリックすると、拡大表示になります)。赤い丸印は撮影ポイントです。
6:30に岡山空港に到着。ターミナルビルの第4駐車場(A地点)へ。空は期待通りの快晴。じきに夜が明けましたが、朝日がとてもきれいです。
夜明け前の岡山空港
その朝日をバックに、一番機、二番機の離陸シーンを撮影。次は、本命の787の着陸シーンです。使用滑走路は25。撮影場所には、ランウェイ25エンド(B地点)を選びました。ここは脚立なしでも撮影は可能なんですが、前回来た時、フェンス際の草木が若干邪魔に感じられたため、大型の三脚と脚立を使って、カメラ位置をさらに上げて撮影。
8:45、787が到着。かなり緊張しましたが(笑)、何とか撮影に成功。手早く撤収して広島空港に戻りました。
この日、広島空港での最初の撮影ポイントは、中央森林公園の中のピクニック広場(E地点)。着いたのは10:40。無事、10:55の787の出発に間に合いました。
使用滑走路は、昨日と同じランウェイ28。この場合、28エンドに進む離陸機は、目の前の誘導路を至近距離で通りすぎます。13:15、2番目の撮影ポイント、昨日も行った展望広場(東)に移動。昨日は日中、大型機(777)の着陸シーンを撮れなかったので、それが目当てです。
すると、予期せぬデルタ航空のエアバスA330が降りてきました。後で調べたところ、ハワイからのチャーター便。広島空港では普段見れないので、ラッキーでした。天気はこの頃から、晴れている時間が多いものの、一時的に曇ったり吹雪いたりするようになりました。ここでは14:00前まで撮影。
3番目の撮影ポイントは、ランウェイ28エンド。ここは、2009年11月にも来たのですが、離陸機は何機か撮れたものの着陸機はほとんど撮れなかったので、今回は着陸機の撮影を主目的で選択。フェンスよりも一段高くなっているため、とても撮影しやすい場所です。
一時、雪が降りましたが、日没の頃にはかなり晴れ間が広がりました。ここでは16:45、公園の閉門時間間際まで撮影。中央森林公園閉門後は、昨日と同じく、滑走路南側のターミナルビル正面へ。
17:45、今度は787が降りてきてくれました。ここで、撮影は終了。20:45のANA羽田行き最終便で、帰途に就きました。
今回の広島空港・岡山空港遠征は、時折小雪舞う厳しい寒さでしたが、青空の見えた時間帯も多く、撮影にはかなりの好条件でした。特に、以前広島に来た時には撮れなかった撮影ポイントや機材(787)での良いカットが撮れたのは、大きな収穫でした。
PS
広島空港に遠征しようと思う方は、飛行機光画館の撮影ガイドが素晴らしい内容なので、一読されることを強くお勧めします。