A380のエンジン(トレント900)に欠陥

 カンタス航空のA380が11月4日、シンガポールのチャンギ空港を離陸直後に第2エンジンが発火し、同空港に緊急着陸しました。幸い、けが人はありませんでしたが、この件で、同機のエンジンを製造したロールス・ロイス社は、同社製エンジン「トレント900」に問題があったことを認める声明を発表しました。同エンジンのタービン部分に欠陥があり、油に火がついたとのこと。

 A380には、2種類のエンジンがあり、1つはロールス・ロイス製トレント900、もう1つはエンジン・アライアンス(GE・P&Wの合弁企業)製GP7200です。既に運航しているA380のエンジンですが、シンガポール、カンタス、ルフトハンザがトレント900、エミレーツ、エールフランスがGP7200です。

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