羽田空港で新国際線ターミナルがオープン
2010年10月21日(木)、羽田空港で新国際線ターミナルがオープンしました。オープン後、最初の週末となる10月23日(土)、天気も良かったのでさっそく行ってみることにしました。(※写真は、クリックすると拡大表示になります)
ターミナルビルの西側(滑走路やエプロンの反対側)から見た、新国際ターミナルの外観です。見た目もとても良い感じの建物です。左側にモノレールの軌道が見えます。
新国際線ターミナルに隣接する駐車場。形は楕円形で、こちらもなかなか絵になる建物です。
別の方向から見た、新国際線ターミナル。ターミナルビルの手前に見える横に細長い箱状のものは、モノレールの駅のホームです。
JR浜松町駅と羽田空港との間を結ぶモノレール。新国際線ターミナルには、モノレールの駅の他に、京浜急行の駅(ホームは地下)もあります。
次は、ターミナルビルの中の様子です。まずは、3Fにある出発ロビー。
上の写真は、出発ロビーの中央部分です。天井が高く、外光を取り入れる構造のおかげで、明るく開放的な空間を作り上げています。
こちらは、航空会社のチェックインカウンター。成田空港と同じように、フロアの中にチェックインカウンターの島を配置する形式です。
こちらは、出発する人の保安検査場の入り口です。この先は、飛行機に乗る人以外は入れません。
次は、4Fのショッピング&レストランフロア。
4Fは、江戸の町並みを模した土産物店やレストランが並んでいます。その中央には、和風のイベント用のステージがあります。
上の写真は、4Fを上から見下ろしたもの。この日は、オープン後の最初の土曜日だったので、多くの見物客でごったがえしていました。
次は、5Fの展望デッキです。
こちらも、かなり混雑していました。フェンスは、金網の上にワイヤーを張ったタイプです。
金網には、カメラ用の穴が各所に設けられています。横にやや長い形で、カメラを多少はパンできるので、ビデオ撮影には好都合です。
金網の根元の部分には、子供が立てる程度のスペースがあり、小型のビデオカメラと三脚を、ここにを設置することができます。カメラ用の穴が横長な点と合わせると、ビデオ撮影には意外と向いているフェンスです。
展望デッキから見た、ターミナルビル前のエプロン。その先には、A滑走路や第1ターミナルが見えますが、かなり距離があります。
展望デッキから見た、新旧の管制塔。左が従来の管制塔で、右がD滑走路まで見渡せるように作られた新管制塔です。こう見ると、新管制塔の高さが実感できます。
展望デッキから見た、第1ターミナル。この方向から第1ターミナルを撮影することは、今まではとても困難でした。
アシアナ航空のA330のプッシュバック。ビデオカメラを多少はパンできるので、予想していたよりも撮影がしやすい。
今度は、第1ターミナルの側から、新国際線ターミナルを見てみましょう。
第1ターミナルから見ると、夕日は、新国際線ターミナルの背後に沈みます。
新国際線ターミナルを離れ、滑走路に向かうANAのボーイング777。
日が完全に沈んだ時の眺め。新国際線ターミナルの照明が美しく輝いています。
以上、新国際線ターミナルのレポートでした。新国際線ターミナルの展望デッキは、A滑走路の離着陸のビデオ撮影はできないものの、プッシュバックやスポットインについては思っていたよりもビデオ撮影がしやすく、気に入りました。今後、羽田空港の国際線がもっと増えることを期待したいと思います。