羽田空港第2ターミナルの南側拡張部分がオープン

 2010年10月13日(水)、羽田空港第2ターミナルの南側拡張部分がオープンしました。2010年10月23日(土)、新国際線ターミナルと合わせて、見に行ってきました。(※写真は、クリックすると拡大表示になります)

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第2ターミナル

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第2ターミナルの南側拡張部分

 第2ターミナルのドーム状の部分の南側が、新たに拡張されました。これと合わせて、新しい立体駐車場も作られています。

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 ドーム状の部分は、マーケット・プレースと呼ばれ、ショップやレストランが集まる商業施設です。

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南側拡張部分の2F 出発ロビー

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南側拡張部分の2F 出発ロビー

 南側拡張部分の2F 出発ロビーです。従来からある北側部分と同じような作りとなっています。長さは、北側の約半分です。

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南側拡張部分の展望デッキ

 南側拡張部分の5Fにも、展望デッキが作られました。フェンスは全面ワイヤーで、飛行機が見やすくなっています。

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ビデオカメラを設置してみたところ

 ワイヤーフェンスの根元にスペースがあり、ワイヤーの直前に小型のビデオカメラと三脚を設置することができます。ビデオカメラを左右にパンしてもワイヤーは写らないので、C滑走路の離着陸機をビデオでも撮影できるようになりました。これは画期的です。

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南側拡張部分の展望デッキからの眺め

 これは、第2ターミナルのエプロンを撮影したもの。エプロンの向こう側はC滑走路、その先は海です。

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南側拡張部分の展望デッキからの眺め

 これは、C滑走路を離陸するSKYMARKのB737を撮影したもの。羽田空港では、今まで滑走路上の離着陸機をこのような形でビデオ撮影できる場所は(ガラス越し以外には)ありませんでした。

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南側拡張部分の展望デッキからの眺め

 これは、展望デッキの南端からの眺めです。かなり遠くに、新しく使用開始となったD滑走路が見えます。

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南側拡張部分の展望デッキからの眺め

 同じく、展望デッキの南端からの眺め。D滑走路を離陸するSTARFLYERのA320を撮影したものですが、かなり距離があるので、500mm(35mm換算)の望遠で撮影しても、この程度の大きさになってしまします。滑走路の手前に見えるのは、ターミナルビル側とD滑走路とを結ぶ通路です。この日は北風でしたが、離陸機はC滑走路とD滑走路を、着陸機は主にA滑走路、一部はC滑走路を使用していました。

 以上、拡張された第2ターミナルのレポートでした。南側拡張部分に出来た展望デッキのフェンスは、全面ワイヤーのフェンスで、羽田の他の展望デッキより飛行機が見やすくなりました。また、このフェンスはビデオ撮影にも適した構造で、C滑走路の離着陸機をビデオ撮影できるようになりました。これは正直予想外で、とてもうれしいで出来事でした。一方、D滑走路の撮影は、ここからだとかなり距離があって難しい。D滑走路の近くに展望台のような場所があるといいのですが。以前はD滑走路の工事見学用の展望台があったのですが、既にクローズされてしまいました。

羽田空港第2ターミナルの南側拡張部分がオープン” に対して1件のコメントがあります。

  1. S.Komatsu より:

    こんばんわ。
    だいぶ、こちらにはカキコしてませんでした(汗)
    早速、羽田新国際線ターミナルと2タミの増築部分のレポート興味深く読ませて頂きました。
    特に、2タミの増築部分のデッキはかなりの収穫だったようですね。
    オイラもいつかは羽田で撮りたいと思っていたのですが、このワイヤーの構造を拝見するといけそうな感じがします(謎)
    とても貴重なレポートありがとうございました(ペコリ)

  2. 遠征中だったので、コメントを見るのが遅れました。
    北海道も空港がたくさんあるので、そちらを制覇するのもなかなか大変そうですが、羽田、成田方面にもぜひどうぞ。

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