新千歳(2009)撮影記(1)
(注1)通常であれば、遠征先から毎日その日の様子をアップするのですが、今回は運悪く遠征中に当サイトのサーバーにネットワーク障害が発生して、遠征先からの更新ができなくなってしまったため、遠征終了後、一週間遅れでアップしています。
(注2) 文中の撮影ポイントの実際の場所に関しては、下記の地図を参照して下さい。(クリックすると拡大表示になります)
(注3)現地の写真は、ほとんどがビデオからのキャプチャです。(クリックすると拡大表示になります)
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2/16(月)、一昨年前から恒例となっている冬の新千歳空港に、今年もやってきました。2/21(土)まで、6日間滞在する予定です。
初日の2/16(月)は、羽田7:00発のANA便で新千歳入りしました。天気は晴れ、風向きは南風です。飛行機の窓から見た感じでは、積雪が少なめなのがちょっと気になったのですが、翌日には全くの杞憂であることが判明しました。空港でレンタカーを借りて、あらかじめホテルに送っておいた三脚や脚立、防寒着などを受取り、11:00過ぎにはランウェイ19エンドに到着しました。
南風なので、ランウェイ19L/Rエンドは着陸コースになります。実は、2008年夏の洞爺湖サミット以降、ランウエイ19L/Rエンドはフェンス際への道が立ち入り禁止になってしまいました。しかたがないので、道の入り口の周辺で、撮影ポジションを探すことから始めました。
新千歳空港には二本の平行滑走路があります。南風の場合、着陸機は基本的にランウエイ19Lエンド側に降りてきます。着陸機の進入コースから少し離れたA地点では、それなりの絵が撮れることが分かりました。
ですが、フェンス際までかなり距離があるので、滑走路へのタッチダウンの瞬間は撮影不可能になってしまいました。
さらに、進入コースに近づいてみます。B地点では、接近してくる飛行機をフォローしようとすると、フレームの中に国道沿いの電柱や電線が入ってしまいます。
飛行機が頭上を越えるあたりにまで来ないと、電線や電柱はフレームの外に出て行ってくれません。遠くから接近してくる着陸機を正面近くで撮影することは、とても難しくなってしまいました。
こういった事情があって、初日は天気は良かったのですが、成果は今ひとつでした。
ところで、今回、初めて本格的に使用する新しいビデオカメラ、SONYのHDR-XR520Vですが、夜景に強いカメラという宣伝文句が本当かどうか、初日から実地検証してみました。ランウェイ19Rエンド側から、ターミナルビルを撮影。
日も暮れて、従来のSONY HDR-HC1だとまず撮影は不可能だろうと思われる暗さになっても、XR520Vはかなり健闘し、期待に十分に応えてくれました。