新千歳(2008)撮影記 (まとめ)

 昨年に引き続き、真冬の新千歳空港に遠征し、ビデオ撮影を行いました。期間は2008年1月21日(月)から26日(土)までの6日間です。

●天候および撮影ポイント
・1月21日(月) 
  午後 晴れ、北風、撮影ポイント:A-10
・1月22日(火)
  午前 曇り、南風、撮影ポイント:19Lエンド
  午後 曇り、北風、撮影ポイント:19Lエンド->19Rエンド
・1月23日(水)
  午前 晴れ、南風、撮影ポイント:19Rエンド->19Lエンド
  午後 曇り、南風、撮影ポイント:19Lエンド
・1月24日(木)
  午前 暴風雪、北風、撮影不可。
  午後 晴れ、北風、撮影ポイント:生コン
・1月25日(金)
  午前 晴れ、北風、撮影ポイント:生コン
  午後 晴れ、北風、撮影ポイント:道道130号線沿い駐車場前の林->生コン
・1月26日(土)
  午前 晴れ、北風、撮影ポイント:19Lエンド
  午後 晴れ、北風、撮影ポイント:A-10

 天候ですが、今回は晴れるときには徹底して晴れ、雪のときには飛行機が飛べないほどの雪でした。冬の新千歳空港は、晴れていると白く輝く雪景色となり、雪レフのおかげで飛行機がとても美しく見えます。今回は思いのほか晴れの日が多く、青空と雪景色と飛行機という組み合わせで、きれいなカットが多数撮影できました。

 これはこれで素晴らしいことなのですが、欲を言えば、さらに吹雪の中の離着陸とか、飛行機のエンジンの噴射で粉雪が舞う様子などを撮りたいところ。吹雪に関しては、1月24日(木)の午前中に雪が降ったのですが、今シーズン一番の荒天となってしまい、飛行機は見えない、挙句の果てには欠航してしまうという状況で、事実上撮影ができませんでした。粉雪が舞う様子に関しては、午前中に雪が降った1月21日(月)の午後と1月24日(木)の午後、いくつかよいカットが撮れましたが、1月24日(木)の方は時間の関係で生コンポイントを選択せざるを得ず、逆光での撮影となってしまいました。あと、きれいな夕焼けの日がなかったのも残念でした。

 飛行機の撮影は、風景写真と同じように、天候により成果が大きく左右されます。今回の遠征では、日中のきれいなカットは多数撮れましたが、印象的なカットや驚きのあるカットはあまり撮れませんでした。撮影には6日間をかけたのですが、なかなか難しいものですね(笑)。でも、これが羽田だったらと考えると、冬の新千歳はベースとしての美しさで勝るので、6日間の成果は十分にあったと言えないこともありません。

 予想外の収穫としては、除雪作業の様子を撮影できたことです。羽田や成田ではお目にかかる機会がないので、とてもエキサイティングでした。除雪車というもの自体が、なかなか魅力的な被写体だと思いました。

 また、雪がそれなりに積もったときに、新千歳空港外周の撮影ポイントがどういう状況になるのかも確認できました。除雪されるところ、されないところ、されないところはどの程度の積雪までなら進入可能かといったことが実感として分かりました。こうした情報は、次回以降の撮影に役立つと思います。

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