新千歳(2008)撮影記 (6)

 1月26日(土)、千歳空港滞在6日目、今日は最終日です。天気予報では午前中が雪だったので期待したのですが、見事にはずれました。実際には昨日に引き続き天気は快晴、風向きは北風です。連日、生コンポイントではつまらないので、午前中はランウェイ19Lエンドで着陸機を正面から狙うことにしました。

 7:00過ぎに19Lエンドに到着。東の空はきれいな朝焼けです。滑走路では、除雪車が除雪作業に奮闘中。




 一昨日に引き続き、除雪車のダイナミックな活動風景をビデオに収めることができました。

 除雪作業が終わり、着陸機が降りてきます。今日最初のB747のリバース(逆噴射)による雪煙を撮りたかったのですが、



 撮影ポジションのミスで機体の前にポールが・・(泣)。

 気を取り直して撮影を続けましたが、


 B747の二機目はこんな感じでした。

 また、着陸機以外にも、




離陸機の撮影も行いました。
 
 快晴だと逆光では厳しいので、午後の撮影ポイントの選択が難しくなりました。通常ならA-10に行くのですが、昨日は積雪にじゃまされて断念。とはいえ、もう最終日なので、今日はだめもとでトライすることに決めました。11:00頃、早々に19Lエンドを後にして、A-10に向かいます。
 昨日、A-10への入り口のある道道130号線は、その入り口部分も含めて路肩に除雪された雪が小山になっていて、その入り口に入ることも路肩に駐車することもできませんでした。とにかく車を停めるスペースさえあれば・・と考えていたら、今日はラッキーなことに、A-10への入り口から少し離れた路肩に、測量中の人たちが乗ってきた車が、路肩の雪に乗り上げた形で止まっています。しばらく待つと、仕事を終えて走り去った車の後になんとか駐車できそうなスペースが。ただ、車高の低い小型車で突っ込むには段差がきつすぎます。それならばということで、スコップを使ってそのスペースの雪かきをしました(笑))。


 こうしてやっと駐車スペースを確保。あとは機材を担いで、徒歩でA-10に向かいました。


 雪かきをした後で、いつもよりも長い距離(900メートルぐらい?)を、30~40センチほどの雪が積もった中、全部で13~14キロの機材をかついで歩くことに。初日は雪がほとんど無かったので、それほど苦労しなかったのですが、少しでも雪が積もると疲労度が格段に違いますね。今回、三脚と足場の作業台は背負子で背負ったのですが、「そり」のようなものを現地調達すべきだったかとかなり後悔・・(ホテルの近くのホームセンターに、プラスチック製の子供用のそりがあったのですが、荷物の固定が難しそうだったので、あきらめたんですよね・・)。道は途中、アップダウンがあるので、さすがに上りでは息も絶え絶え、気温は氷点下だというのに汗びっしょり、リタイア寸前でした(笑)。唯一の救いは、


既に先に行った人がいて、その人の通った跡があり、多少は歩きやすかったこと。

 30~40分かかったと思いますが、12:30頃、何とかA-10にたどり着きました。


 三脚に足場、カメラをセッティングし、撮影開始。





 撮影を開始して1時間ほどすると、なんと4WDのオフロード車があっさりここまで入ってきました(!)。そういう車と雪道の十分な運転経験があれば、苦労なしに来れるんですね・・。それはさておき、14:30頃には、




ANAのポケモンジェットをゲット。白い雪景色に、カラフルな機体がとても映えていました。

 帰りの飛行機の時間の都合上、15:00には撮影を終了。今日の成果は60分テープ3本強でした。ホテルで着替えやら、荷造りやらを行い、三脚や作業台を宅急便で発送。その後、レンタカーを返却し、新千歳空港へ。19:25発のANA便で、東京への帰途に着きました。

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