2008年の抱負

 2008年の年頭にあたり、過去あまりしたことがない「今年の抱負」というものを考えてみました(笑)。2007年末、ちょっと必要に迫られて、これまでに撮影したカットの棚卸しを行いました。ハイビジョンのビデオカメラ「SONY HDR-HC1」を入手したのが2005年の7月。2005年、2006年は羽田・成田を中心に撮影。2007年は1月の新千歳、6月の下地島と二つの遠征を行ったので、羽田や成田での撮影が激減。特に成田での撮影は、新千歳行き前にフェンス越えの撮影の練習を行った12月16日の1回だけでした。

 羽田ではフェンスが大幅に強化され、空港外周での撮影は事実上不可能になってしまいました。飛行機を近距離で撮影できるのは、第一・第二ターミナルの展望デッキのみ。その展望デッキもカメラの撮影用の穴はあるとはいえ、ビデオだとパンができす、撮影環境としては好ましくないものとなってしまいました。

 一方、成田ですが、「さくらの山」「さくらの丘」の二つの公園の整備が進み、「さくらの山」ではフェンスの改善(なんと低くなりました!)も行われました。その他にも空港外周で撮影可能なポイントがいくつかあります。空港内部でも第一・第二ターミナルの展望デッキに加え、第一ターミナル南ウイングの出発ロビーでは(ガラス越しではありますが)スポットインやプッシュバックを間近で撮影できるようになりました。


2006年6月にオープンした第一ターミナル南ウイング


第一ターミナル南ウイングの出発ロビーからの眺め

 「もっと成田に気合を入れなければいかん!」ということで、年末年始の12月31日と1月2日、成田空港での撮影を行いました。実は冬場の成田は、今まで少し敬遠していたようなところがありました。空港内の芝が茶色だと、どうにも絵にならないと感じていたからです。ところが、今回の年末年始はこれ以上は望めないのではないかというほどの快晴。遠くに富士山も見え、成田の4,000メートル滑走路でも端から端までクリアに見通せるという理想的な状況。以前から、成田は羽田と比べると空気がきれいだと感じていたのですが、ここまで視程が良いと、成田空港も今までとは全く別のもののように見てくるから不思議です。茶色の芝も、むしろ冬のやわらかい日差しにマッチしているかのように感じられました。





A滑走路から離陸するエールフランスのB777(さくらの山公園から撮影)

 1月2日は今までほとんど行くことの無かったB滑走路での撮影を行いました。My Selection に、B滑走路で撮影したアメリカン航空のB777をアップしましたので、ぜひご覧下さい。


B滑走路に着陸後、ターミナルに向かうアメリカン航空のB777

 2008年、今年は(遠征時は別として)成田空港での撮影に力を入れたいと思います。撮影ポイントの開拓にも取り組みたいと考えています。B滑走路はまだまだ未体験ゾーンに近いし、「ゲジ」「マロウド宿泊プラン」など知ってはいるものの撮影したことがないところもあります。春夏秋冬、美しく印象的な成田空港と様々な国のエアラインをみなさんにご紹介できるようがんばりたいと思います。遠征に関しては、昨年に引き続き、1月に新千歳にリトライ。夏場は関空、セントレア、高松、熊本などを候補に、今まで撮影したことがない空港にチャレンジしたいと思っています。

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