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2006-12

新千歳空港撮影準備 (6)

●札幌の1月下旬の天気は?
 1月下旬の昨年・一昨年の札幌の天気はというと、6日間だと確率的には晴れが2日、曇りが2日、雪が2日といった感じです。本当なら、もう少し晴れの多い時期が望ましいのですが、今回は仕事の都合上この時期しか休めないので仕方がありません。
Yahoo!天気予報 札幌 過去の天気

●札幌の冬はどのくらい寒い?
 空港外周での撮影となると、雪の中、屋外で長時間過ごすということになります。昨年の札幌の1月の気温を調べると、晴れの日の最高気温が0℃、雪の日の最低気温が-12℃。気温的にはスキー場の山の上で吹雪いた時といった感じでしょうか。油断すると、まじで凍死してしまいそうです。防寒・防雪のための、十分な装備が必要です。

●ビデオカメラは、この寒さでも動くのか?
 私が使っているSONYのHDR-HC1というビデオカメラの取扱説明書を見ると、動作温度が0℃~+40℃となっています。特にバッテリーが寒さに弱いとのこと。何の対策もしないと、冬の千歳空港の外周では撮影不可能だということです。人間だけでなく、ビデオカメラにも防寒着が必要です。さて、どうしたものか・・。

Runway in the night – 2


nrt-0013: Runway in the night – 2

BGV Version (2:08)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)
Live Sound Version (2:08)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)

新千歳空港撮影準備 (5)

●レンタカー
 となると、レンタカーを借りる算段をしなければなりません。雪道を走るので、安全のため4WDにしたいところ。これもネットで調べてみると、4WD指定での予約は可能だということがわかりました。1人旅だし、空港外周の細い道も走る可能性があることから、なるべく小さい車の方がよいということで、軽の4WDを借りることにしました。

新千歳空港撮影準備 (4)

●脚立の上でビデオ撮影?
 写真の場合だとそれほど問題にならないのですが、脚立の上でビデオを撮るというのは非常に難しいものです。ビデオの場合、安定した絵を撮るために、三脚を使って撮るのが原則です。また、離着陸する飛行機(動きが速い)を望遠でフォローし続けなければなりません。広く安定した地面の上でも、一定時間、ブラさずにフォローし続けるのは非常に難しい作業なのですが、それを不安定な脚立の上でやるというのは・・・。

 ビデオカメラを大きくパンする場合、手持ちであれば体をひねれば何とかなりますが、三脚でとる場合には撮影者が三脚の周りを移動する必要があります。したがって普通に考えると狭い脚立の上にとどまり続けることはできないのです。できることなら、脚立の高さでステージのような広い足場が欲しい。
 2メートルのフェンスをクリアできる特大の三脚と高くて広い足場を、雪の新千歳空港の外周の撮影ポイントに運び込む必要があります。果たして実行可能でしょうか? かといって、脚立の上で手持ち撮影では、撮れる絵のクオリティはあまり期待できず、新千歳空港まで大金をかけて遠征する意味がなくなってしまいます。

 行き当たりばったりで撮影に臨むのは、あまりにリスキーです。これは、成田あたりでフェンス越えの撮影の予行演習をした方が良さそうです。

●予行演習
 成田のさくらの山公園は、飛行機ウォッチングにはよい場所ですが、2メートルほどのフェンスがあるので、フェンス間際で滑走路上の離陸や着陸の瞬間を撮影するには、脚立が必要です。新千歳空港の外周と似たような環境なので、ここで予行演習をすることにしました。下の写真は、さくらの山公園の様子です(写真をクリックすると拡大表示になります)。
 

 羽田や成田だとあまり出番がなかったのですが、実は、私も特大の三脚を持っていたので、今回はそれを使うことにしました。SLIK の THE PROFESSIONAL 4 で、最大高は2.5メートル。予算の関係で、カーボン製ではなくアルミ製を購入したので、重さは6.9キログラムもあり、持ち運ぶのもセッティングするのも大仕事です。これはスチル用の三脚ですが、ビデオ用の三脚でここまで大型のものを入手することは困難です。この三脚の上に、VelbonのボールヘッドPH-173とManfrottoのビデオ運台 503を取り付けました。VelbonのボールヘッドPH-173は、ビデオカメラの水平をすばやく正確に取るために使用します。


 撮影用の足場としては、通常の脚立ではなく、ホームセンターなどで洗車用として販売している作業台を用意しました。足場の広さは、30センチ×82.5センチです。高さも82.5センチで、これは三段の脚立とほぼ同じ高さです。ちなみに重さは6.2キログラムです(泣)。


 三脚と作業台は、フェンス前にこのようにセッティングしました。ビデオカメラの位置からは、フェンスを十分にクリアすることができました。



 この日は風向きの関係で、滑走路からこちらに向かって離陸する飛行機を撮影したのですが、この場合だと、離陸する飛行機をフォローするには、ビデオカメラを約180度パンする必要があります。カメラをパンするにつれて、撮影者の方も移動する形になるので、どうしてもある程度の広さ・長さのある台が必要なのです。

 作業台の上にあがると、結構高くて、最初は撮影するにもおっかなびっくりといった感じでした。ですが、20機ほど離陸シーンを撮影するうちに、だんだんと慣れてきました。




撮影サンプル (Windows Media 640×480 (2.0Mbps))
 三脚に対して、作業台の置き場所をきちんとセッティングできれば、そこそこ安定した絵が撮れることが分かりました。これなら、現地でも何とかまともな絵が撮れそうです。ただし、雪の中、これらの機材を撮影ポイントまで運ぶという難関が残っていますが。

●三脚・作業台は宅急便、現地での移動はレンタカー
 いろいろと考えた結果、
  ①特大の三脚と作業台は宅急便で送る。
  ②現地での足としてレンタカーを借りる。
しかないだろうという結論になりました。

新千歳空港撮影準備 (3)

●新千歳空港の撮影ポイント
 次に、新千歳空港周辺の撮影ポイントの調査を開始。まずはネットで探してみたのですが、あまりよい情報が見つからず。ということで、イカロス出版のムック「新千歳空港」、定番の「全国空港ウォッチングガイド」、月刊エアライン2006年12月号の付録「全国主要空港ヒコーキ撮影ガイドブック」をチェックしました。

 なんと、金網などがなくてとても撮影しやすい空港ターミナルビルの展望デッキは、冬季閉鎖されてしまうんですね(泣)。これは結構ショックでした。空港外周のポイントでの撮影は、交通の便も悪く、雪と寒さで苦労しそうですが、最大の問題は、どこも高いフェンスがあって脚立が必須だということ。現地で撮影されているの方にお問い合わせしたところ、空港は周囲を高さ約2メートルのフェンスで囲まれているそうです。ビデオ撮影の場合、ぜひとも三脚を使って撮りたいのですが、フェンスをクリアするには高さ2メートル以上の特大の三脚を用意しなければなりません。それらをどうやって現地に持ち込めばいいのか? 私は東京に住んでいるので、羽田や成田なら車で運んでしまうので問題ないのですが、今度は北海道ですからね。

新千歳空港撮影準備 (2)

●千歳行き6日間でいくらかかる?
 私は東京に住んでいるので、羽田から新千歳まで、飛行機で行くことになります。マイルを集める都合上、今回はANAを使うことにします。航空券ですが、正規料金だと片道29,800円もしますが、28日前までに早朝や夜遅くの便を予約すると、旅割で11,400円~13,400円で買えてしまいます。これは思ったより安い。

 宿の方も、空港内にあるホテルだと1泊8,000円ぐらいしますが、ちょっと離れた千歳駅近くの格安ビジネスホテルであれば、1泊4,000円程度で泊まれることが分かりました。これであれば、往復の航空券+5泊分のホテル代で合計45,000円前後ということになります。決して安くはないですが、許せる範囲の金額だと思って、本日、予約を入れてしまいました。

新千歳空港撮影準備 (1)

●きっかけ
 12月のある日、飛行機の情景写真で有名なLuke H. Ozawaさんの写真集「JETLINER II」を久しぶりに取り出してみました。この写真集の冒頭は、新千歳空港の写真で始まります。そこには、以下のような記述がありました。

 「新千歳空港 – 冬の千歳はとにかく面白い。雪と寒さという大自然が演出してくれるため、普段撮れない絵が数多く存在する。ここ数年、1月、2月は可能な限り訪れている。一回の滞在は約一週間、これには理由がある。天気である。この時期の低気圧は発達しながらかなりのスピードで西から東に抜けていくため、一週間いれば晴れもあれば雪もある。吹雪の翌日、降り積もった新雪ほど美しいものはない。時には一日の中で「晴れのち吹雪のち晴れ」なんていう時もある。そんな気象条件の中、一日のトラフィックおよそ270便という彼らたちが僕のヒコーキ写真に一役も二役も買ってくれるのである。」


 「なるほど、1週間滞在できれば、晴れの絵も雪の絵も撮れるのか。冬の新千歳空港、行ってみたいなあ。」

 改めてうちの本棚をみると、以前買ったイカロス出版のムック「新千歳空港」という本もありました。その中には、フォーカス@新千歳という撮影ガイドがあって、空港およびその周囲のどこでどういう写真が撮れるかという説明が書いてありました。

 先日、知人の結婚式のついでに大阪の伊丹空港で撮影する機会があり、慣れない場所での難しさもありましたが、それ以上に撮れる絵の新鮮さに興奮させられたばかり。また新しい撮影地を開拓したい、冬ならやっぱり雪景色だろう、などと漠然と思っていたところ、これらを読んで、私はたちまち「千歳に行きたい病」にかかってしまいました。

 うちの会社は、夏休みの他に1週間、リフレッシュ休暇なるものを取ることができます。ここ何年かは忙しくて、この権利を行使していなかったのですが、今年は1月の下旬であれば何とか休めそうです。家族の了解も取り付けて、私は、2007年1月下旬に、オリジナル撮影ツアー「冬の新千歳空港6日間」を実行する準備に入ったのでした。

Itami Runway 32L End


itm-0003: Itami Runway 32L End

BGV Version (3:26)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)
Live Sound Version (3:32)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)

 伊丹空港の撮影場所の中でもとても有名な、32Lエンド「千里川の土手」ポイントで撮影した
着陸機のカットを集めてみました。

Dynamic Take off in Itami


itm-0002: Dynamic Take off in Itami

BGV Version (3:04)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)
Live Sound Version (3:04)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)

 伊丹空港ならではの、豪快な離陸シーンをお楽しみ下さい。羽田や成田だと、空港の敷地内に入ることができない限り、こういうシーンの撮影は難しいです。

JAL B777 – Saki Aibu Special


itm-0001: JAL B777 – Saki Aibu Special

BGV Version (3:14)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)
Live Sound Version (3:14)
Windows Media 720×480 (2.2Mbps)

 JAL B777 相武紗季「先得キャンペーン」バージョンの出発シークエンスです。

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